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日本語教育日本語教育能力検定勉強方法~合格体験から~

今回の記事では日本語教育能力能力検定合格に向けて、どのように勉強していけばいいか、筆者の勉強方法と合わせて紹介していきたいと思っています。

記事のレベル;★☆☆☆☆

はじめに

筆者は2017年度の試験において、準備期間1か月で試験に臨み、試験合格をつかみ取りました。
たぶん合格点ギリギリだったんじゃないかと思います(試験の点数公開されないので実際は分からない)が、合格は合格です。勝ちゃあいいんです。

それはさておき、忙しい方でも、3か月これでもかというくらい頭に必要知識を詰め込み、それを思考応用する力を付ければ、絶対合格できます!

ただし、日本語教育能力検定試験に限らずですが、どんな分野でも闇雲に突っ走っていては、努力は必ず裏切ってきます。

何の情報もなく勉強していては、どれだけ勉強時間を重ねても合格は遠のいてしまうでしょう。

合格率20%ほどの試験ですが、正しく自分に合った勉強すれば必ず合格はつかみ取れます。

このサイトが皆さんの参考情報の1つになればと願って執筆しています。

過去の記事も参考にしていただければと思います。
日本語教育日本語教育能力試験 独学合格方法! 目次
日本語教育日本語教育能力試験 独学勉強法!
勉強法勉強の方法~暗記のしかた➀

使用教材

①『日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識50』岡田英雄 アルク
②『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』 ヒューマンアカデミー
③問題集
④過去問

これらの教科書、問題集を使って勉強していました。

使用比率的には ①:②:③: ④=8:90:1:1 くらいです。

とにかく必要事項を暗記することを心掛けました。
これらが頭に入ってないということは、武器を持たずに戦場に立ってるようなものなので、必須です。

特に②の『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』は1ヶ月で全てを暗記しました。

逆にいうと、この一冊を頭からお尻まで全て頭に叩き込むとナントカ合格点にまで達するということです。

でも、実のところ本番の問題の中には上記の問題集で学習していても対応できない問題が結構あります。

でも、安心してください。そんな問題はみんな解けません。

一番ヤバいのは、みんなが解けるであろう問題を自分だけ解けないことです。

逆に、みんなが解けるであろう問題を、パーフェクトに解答できれば、勉強不足の他の受験者が勝手に間違って脱落してくれるので、自分は合格できます。

試験の合否は、相対評価で決まるのですから。

教科書の使用

筆者の場合、まずは、①の教科書を舐めまわすように読みました。具体的にどのように勉強していたかは後述します。だいたい最初の5日くらいはこれで勉強していました。次に②の教科書『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』をひたすら暗記、頭からお尻まで基本用語は徹底的に自分で説明できるようにしました。③、④の問題集は2日前と前日に腕試し、時間調整のためにチョビット使っただけです。

一番やらなければいけないのは、とにかく頭の中に単語を突っ込んでいく作業。
暗記量こそがモノをいいます。
みんな大嫌いな暗記ですが、それを制する者こそが他の者よりも一歩抜きんでるのです。

筆者は問題集はほとんど使いませんでしたが、問題演習と、その見直しは重要です。
特に見直しのフェーズは必ず時間をかけなければならない部分です。
そんな重要な過去問ですが、問題集を使ってどのように勉強を進めていくかは、また後述します。

だた言えることは、
問題を解いただけでは「勉強した感」を得ただけの自己満足である。
ということです。

勉強時間

寝る、仕事する、移動する以外は全て、勉強に当てていました。
最初は辛いですが、一週間もそんな生活をしていると、人間慣れるものです。
皆さんにも必ずできます。

むしろ、こうなってしまうと、勉強していない時間には却って不安にさえなってしまいます。

自分の脳を勉強中毒にしてしまいましょう。

平日は4時間くらい、休日は朝から晩までですね。

場所

筆者は家では勉強できなかったので、近くの公民館で勉強していました。
公民館が嫌な人は図書館で勉強してもいいかもしれません。

どちらも雰囲気が違って、自分の勉強スタイルに合わせて勉強するのがいいと思います。

ちなみに、筆者は公民館派です。
空間が狭くて、受付のオジサンに常に見られてる気がするからです。
勉強を常に監視されてる(ようなきがする)緊張感が自分を勉強せざるを得ない状況に追い込んでくれます。
ぼくは見栄っ張りなんですサーセン。

勉強方法

①『日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識50』

これは教科書というよりも、読み物ですね。文庫本みたいに縦書きの文章がズラリと並んでいます。

ただし、文章の中にキーワードがちりばめられています。

試験に関するキーワードの枠組みをストーリー形式で知るのにはちょうど良いです。

最初の5日は ひたすら読んでいました。

ただ読むのではなく、覚えながら読んでいました。
もちろんここでの覚えるというのは、文章全部を覚えるということを意味していません。
そんなことしても徒労に終わります。明らかに努力量とそれで得られるリターンの比率が合いませんから。

ここで為すべきことは、各ページに何が書いてあったかを自力で説明できるようになることです。また、文章中に出てきた単語用語の暗記と、それを自力で何であるか、何でそうなるか、または、どういう流れでそう言えるのかを説明できるようになることです。

このような説明をページ単位で行います。

読んで、自分で説明する、読んで自分で説明するを繰り返すのです。

1日それが終わったら、次の日は、前の日に読んだ所を説明することから始めます。
だいたい説明できたら次のステップに行きます。

暗記の取りこぼしは②でカバーします。

時間のある人は、この作業も取りこぼしなく全部を説明できるまで徹底的に行ってください。

必ず力が付きます。

②『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』

この教材に書いてあることを完璧に説明できるようになれば、試験の合格はぐっと近づきます!

ただ暗記するだけでなく、頭からお尻まで全て説明できるようになるのですよ!

この教材で行うことは、➀で説明したことと似通っていますが、まず読む、区切りのいいところで、自分の読んだところを説明する。できなければ、ちょっとだけ見て、また説明する。説明出来たら次のところを読んで説明する。そのころには前に説明できていたところを忘れているはずなので、もう一度説明する。その後さっき読んだばかりのところをもう一度説明する。説明できれば、次に行く……

というように、1ページに途方もない時間をかけつつ暗記理解していきます。

もちろん、次の日の勉強では、前日に覚えた内容が抜け落ちているはずなので、すべて説明し終えてから、次に進みます。

このような作業を全ページ分おこない、確実に理解していきます。

この時、勉強の方法のページでも書いたように、
「ごろあわせ」や「セルフ授業」などをすると効率が良くなると思います。
是非ためしてみてください。

また、これも勉強の方法のページで紹介したことですが、必ず目で追うだけではなく、右脳を駆使して覚えていってください。

「あぁ、このページには、疑問節の下に副詞節の項目が書かれてて、副詞節は連体修飾節とも呼ばれてるねんな。」
「で、条件節には2通りあって、順接条件節、逆説条件節がある。前者の方は予想通り、もう一個の方は、予想通りにならんやつやな」
「この下にこいつらの説明が確かあって、資格の枠の中に例文が入ってたな。このページはそんな感じやった。」
「で、順接条件節は例えば…「~と、~ば、~たら、~なら」があって例えば……」

このように、まず、覚えようとしてるページがどんな構成になってたかなど頭に浮かべながら説明をしていくと、記憶が飛んだ時、頭の片隅にあるページ構成の記憶がトリガーとなって記憶が甦ることがよくあります。

どれだけ努力を重ねても、記憶はすぐに人を裏切るので、できるだけ記憶を呼び覚ますトリガーを多く持ちましょう。

勉強の仕方のページで書いたのような、

「ジョハリの窓」の覚え方もそうです。

他には、「ベリーの文化変容モデル」とか
【ベリーの文化変容モデル】:ベリーは社会の変化を参入者と受け入れ側との関係、態度によってとらえた。

「社会の時間に変態が参観日にベリーダンスしてる」様子を思い浮かべられればおkです。

これを覚えて、説明するのは大変でしょう、字ずらで覚えたところで、たいがい忘れます。
だから頭の中で妄想するのです。

思い出す時に
「あー、「社会」「参観? あぁ参入者っていうワードがあったね」「変態だから変化とか態度とかも書いてあったような気がする」「ベリーは主張した人か」
じゃあ、社会の変化を参加者の態度でベリーがとらえたんだったな」というようにある程度すぐに復元できます。

あくまでも記憶を手繰り寄せるトリガーを作ってるだけなので、内容との関連性は特になくても構いません。

自分の恥ずかしい覚え方を暴露しましたが、これらはほんの一例です。
自分の覚えやすいように、自分の趣味などに、暗記項目を結び付けてやると意外と覚えやすくなります。

あと、これらのことは頭の中で一瞬で行ってください。こんなことに何分も時間かけていては全然先に進まないので、覚えられなさそうなものだけを瞬時にインスピレーションでするべきです。

語呂合わせも、数字のみに限らず、文字に対しても行ってください。
ダブルリミテッドバイリンガルのことを自分で「ダブリミ」みたいに略しても記憶に残りやすいと思います。

③問題集、過去問

筆者にはする時間がなかったけれども、問題集、特に過去問こそ勉強すべき教材です。

問題集で行うことは、主に2つ。

A タイムマネジメント
B 見直し

特に、見直しが重要で、
1問に30分でも、40分でもかけてください。

Aのタイムマネジメントは言うまでもなく、時間を測って、問題を解くスピードがどんなものか、思考時間はどれぐらい許容されるのかを確認することを指します。

本番で、余計なことに神経を使わないように、ここでしょうもない疑問点は解決しておきましょう。

Bの見直しは、先述の通り、超☆重☆要です。
自分が間違えた問題はもちろん、合っていた問題についても必ず見直しをしてください。

合っていたとしても、その用語、事項を自分でちゃんと説明できるでしょうか?
できなければ、今回はたまたま自分が正解できる形で出題されていただけで、別の聞き方をされていたら不正解だった可能性もあります。

選択肢問題の場合、正解の選択肢以外の選択肢に登場する用語も完璧に説明できるようになってください。

そして、その用語が載っていた教科書のページを思い出して、同じページに載っていた用語を全て自分で説明しなおします。

説明しているうちに、語感が似てる用語とか、なんとなく頭に浮かんでしまった単語で「あれ?なんだったけ?」っていうものが出てくるはずです。それについても自分で説明しましょう。

②で一度覚えたものが殆どでしょうから、この作業をすることによって、一度覚えたものの記憶が強固になることでしょう!

まとめ

筆者が使用した教材の比率から言って、1冊だけ何か買えと言われると
『日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド』
でしょう。

とにかくこれを頭からお尻まで内容を覚えていれば、合格は目前になると思います。
まずは戦略だの、どこかの分野で何点取ればいいとか考えずに、とにかく全ての必要事項をひたすら頭の中に叩き込むのがいいと思います。

頭の中に叩き込むと言っても、字ずらを暗記するのでは名なく、必ず、各ページを説明できるようにしてください。それも、全ページです!

もちろん、しんどいです。でも、その分確実に学力が上がっていきます。

上記の問題集や教科書以外でも別に構わないと思います。各出版社とも、しっかりと試験を分析して教材を作ってるわけですから、「ここは落としちゃいけないよね」という部分は共通して載っているはずです。(前頁暗記する覚悟があるならページ数が多いほうがいいでしょう。)

聴解が何度も音源を聞いて練習すべし!です。

あとは、
ひたすら勉強を継続できる強い心ですね。

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