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両声類講座④ メラニー法と地声上げアプローチ

記事のレベル;★☆☆☆☆

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前ページでも書いたけれど、女声に至る方法は大きく分けて2つある。

というのがネット上で、まことしやかにささやかれてることでございます。

 

それがこの2つ

・メラニー法

・地声上げアプローチ

 

 

これらは、言いかえるとこれらはそれぞれ、声のトップダウンボトムダウンの方法

☆裏声からのアプローチ

☆地声からのアプローチ

である。

 

前者は喉を絞って、まず高音を出し、そこから徐々に下げていくことで、いい感じの女声に至る方法で、後者は地声(低音)から徐々に上げていき、いい感じの女声を産出する方法である。

で、その声のサンプルがこれ。

メラニー法→

 

地声上げアプローチ→

※これも筆者が勝手にこれらがメラニー法と地声上げだと思ってるだけで実際には違うかもしれない。違ってたらごめっ!

でも声のことについて語る人はそれぞれ色んな用語の定義が自由バラバラだし問題ないんじゃないかと思ってる。

お聞きのとおり、

メラニー法はアニメ声っぽく、地声上げアプローチはナチュラル女性声っぽくなる。

 

でも、両方とも極端だから、これらをマッチさせたこれくらいの声がちょうどいいかなと思う→

 

メラニー法はとにかく脳筋のごとくひたすら喉を絞りだす。ただ絞るのではなく、喉を横に広げ上下縦に広げ、喉仏を引っ込めてポイントを絞ると、女声っぽくなるポイントがある声換点付近での声が女声になりやすいのでその周囲でポイントを探す。

 

地声上げアプローチは喉仏の上側はメラニー法と似た形だけれどあまり締めず、メラニー法よりも広げる。その代わり、喉仏の下側だけメラニー法よりも下に引っ張る。更に、声換点付近の声でさらにミックスボイス的なものを出す。

 

ただしこれらは中山きんに君が胸を筋肉で動かすのと同様、喉の筋肉を鍛え上げて初めてなせる芸当である。

 

あと地声上げって言っても、地声を使っているわけではないことに注意。地声は野太いので、絶対にミックスボイス的な声を使うことになる。

 

さてここからが本題だけど、

自分が高い声なら地声からのアプローチ(地声上げアプローチ)、低ければ裏声からのアプローチ(メラニー法)から練習するのがいいと色々書かれていたけれども、初期段階ではそんなことは考えなくてもいいと思う。

 

どちらの方法を使うにせよ、使う筋肉の大部分は共通してると考えられるから。

 

さらに言うとあまり、地声から上げるとか、メラニー法とかこだわる必要ないんちゃうかと思う。ぶっちゃけたところ、下から声を上げようが、下から上げようが、どっちでもいい。

 

これらのアプローチは本質的な女声よりもイメージ修行、つまり女の子の話すピッチ(声の高さ)がどんなものか知る方法といういう側面が強いように感じる。

 

正直、声の高さは女の子の声の要素とはほぼ無関係。声の低い女性でも、女の子の声が女の子の声と認識できるよね。それは共鳴部分が鼻らへんになってるのと喉の形が女の子形をしてるから。つまり、下から行こうが上から行こうが、最終的な喉の形はほぼおんなじなんじゃないかなと思ってる。

 

じゃあ筆者よ、お前はなんで上でメラニーと地声上げのサンプルを出したよって思うでしょう。

それは置いておいて、

僕の中ではこの二つは、次の定義で使い分けている。

メラニー法は

・喉全体がほぼ完全に閉じている

 

地声上げ法は

・喉の一部が開いていて、ミックスボイス的な声を入れる

 

 

※もちろん、こいつらの違いはメラニー法を紹介してるネット上の情報と地声上げアプローチを紹介しているそれを見比べて出しただけの定義なので厳密なものじゃないよ

 

最初らへんでも言った通り、こいつらを使い分けることによって、

高音の女声(萌声、アニメ声)、低音の女声(ナチュラルな声)の使い分けをできるようになる。

ただし喉を開いただけ、閉じただけでは絶対に女性の声のようなものが出ない。だたミッキーボイスに若干変化があるだけの気持ち悪い声がでるだけでだと思う。

 

でも、このアプローチも結果論なんだと思う。ある程度女声が出せるようになって、自分の習得過程はメラニー法だったんだとか地声上げだったんだとかってなるものなんでしょうね。

 

練習段階では恐らく、自分が今どんな声を出して、どこに向かっているか完全に手探りな状態であると思われるから。

 

そういう意味で、あまり地声上げだのメラニーだの言う必要ないと思う。

 

そもそも、女声が出るようになり、その声も安定してくるとこれらが連続的に感じられて、地声上げだのメラニーだのの区別することなんか無意味に思えてくるので、やはりこれらを意識する必要はない。というのが個人的な感想。

そら同じ筋肉使ってんだもん。

 

とにかく、まずは基本となる喉の形を作ること。どちらが向いてるのかは女声の種ができてから再考するのがいいんじゃないかな。先ほど言ったように使用する筋肉の大部分は共通していて、ただ、アニメ声・萌声、ナチュラル声の区別をつける副次的なアプローチだって考えて気楽に練習するべきだと思う。

 

どちらにせよ、私の記事では先にメラニー法からのアプローチで説明して、メラニー法だけでは不十分だから地声上げと融合させつつ説明する。これは自分がそういうプロセスを辿ったから!に過ぎないけど。

 

逆に言えば、メラニー法ができれば、喉の開き方さえ工夫してやれば、地声上げが簡単にでるはず。

上でも書いた通り具体的には喉仏の上側はメラニー法のまま固定して、喉仏の下側だけ下に引っ張る。更に、声換点付近の声つまりミックスボイス的なものを出すと、上で紹介した声が出るのだが、このことについてはまた違う機会に書きたい。

 

では。

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