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両声類-女声講座② 序論

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記事のレベル; ★☆☆☆☆

 

女声を作る練習をすることはこれまで発声したことのない喉のベクトルを探す行為だと思ってほしい。感覚的に言うと、自分の開ける喉の形の別方向の次元を掘り起こす行為の連続って感じがする。

こんな回りくどい言い方しているけれど、要するに喉を色んな使い方して、声帯の筋肉を少しずつ鍛えていくことが必要だと思ってほしい。

1つ新しい発声法が見つかると、その延長上で練習しがち。もちろんそれで喉が鍛えられるし、なにより必須技術であるので問題ない。でも、それ以上に、試行錯誤していって新しい喉の開き方をひたすら模索していくのが重要になってくる。

そのためにいくつかクリアしないといけない条件的なものがあるように思う。

 

目次を見てもらうと分かるように、このサイトでは女声に至るまでの工程を各セクションに分けてる。その各セクションで重要になるのがこの2つ

 

a, 喉の外的な形を整えていくこと

 

b, 女声の発声成功率を上げていくこと

 

aについては

女声に聞こえる要因のうち、40%はこの喉の形で決まると言ってもいいくらい大切なこと(筆者の主観です^^)

これを鍛えないことには、ただのミッキーでしかない。

 

bについては

わりと、各工程で目標の女声をだすのは容易くできるけれども、その声出そうと思ったときにパッと出せるかは別の問題でこれも練習が必要なんだ

 

練習の過程で、それっぽい女声が出たとして、「わーうれしーもう1回出そう」って思って発声しても出ないことがよくある。というか、その日は出せていたのに次の日になったら出ないなんてことが、ほとんどの工程で起こる。「どうやってあの声出したんや」って思いつつ、正直挫折しそうになる。けれども、一回出した感覚を思い出しつつ、それを復元するように試行錯誤しまくることで1ステップずつ習得していくのが大切だと思う。

 

それと実は喉を整えるだけではあまり女声に聞こえなくて、他の要素も混ぜ込むことで、女声に聞こえる。だから、下の条件も追加でオナシャス

 

c, その他の周辺要素を固めていくこと

具体的には

・鼻声(鼻で共鳴させる声)

・口の形

・息の出し方

イントネーションなど

 

裏声(鼻も喉もいじらず)→

喉を整えた声→

鼻のみの声→

喉を整えた鼻声→

 

こういう感じ

 

中でもこの鼻声は、女声要素の45%を担ってるといってもいいほど重要(筆者の主観です)。男っぽいキーキーいう声を抹消してくれる役割がある。

 

俗に、よく言われる「エッジ成分を消す」っていうのはこの鼻声にするってことかなと思ってる。(筆者の主観です)

ただ、この鼻声はこれ単体だったら、あまり意味をなさず、喉を整えた声と併用することで威力を発揮する(と思います)

 

これの練習方法はハミングが有効。このことについてはまた後で説明する。

 

最後に女声練習のポイント的なことを偉そうに語っていく。

 

☆両声類練習で一番つらいのは最初

・女声の生成難易度としては、後半の方が明らかにキツいのだけど、序盤が一番の挫折ポイントだと思ってる。というのも、女声練習のやり始めというのは、全然変化が見られない。そのせいで人によっては自分は才能ないんじゃないかと思っちゃうかもしれない。でも声帯なんで誰でもだいたい同じ構造しているので、人間である限りは出せる!のであきらめずに頑張ってほしい

 

☆絶対に自分の声は録音しておく

自分で聞いた声は声骨伝導経由なので、他の人が聞いた自分の声とそれは全然違うってのは、みんな知ってるとおもう。まずは自分の声を把握すること。どの骨伝導での声が、どう他人に聞こえるのかある程度把握しておいた方がいい。後々の作業効率が全然違ってくる

自分の声に変化が見られるのにもかかわらず、変化してるかどうか分からん結果挫折することもあるとおもうので大事

 

・それと、耳が肥えてないと自分が、今地声で話しているのかどうか裏声で話しているのかわからないことも多い。だから必ず、自分の声を録音して分析することが必須なのよん。

(私は、今現在1200くらい自分の気持ち悪い声の録音をストックしてますよ。。。)

☆胸式呼吸のみでいい

他のサイトやyoutubeの動画では腹式呼吸が必須と言っているのも少なくない。

でも、筆者は腹式なしで、女声を開発しているので、恐らく腹式呼吸を習得していなくてもいい

歌の技術を磨きたければ、腹式呼吸は必要かもしれないけれど、少なくとも女声での会話に関してはそんな高等テクはいらない

重要なのは、ひたすら喉の形を変化させることと、それを鼻声でサポートしてやること。この2つで全体の95%は完成するんじゃないかと思ってる(筆者の主観)。

私も今でも、腹式呼吸できないんだ。だから、第二部で歌に応用させる女声を紹介するつもりだけど、歌自体は本当に下手なんだ。

 

☆とにかく喉をいじり続ける

喉が壊れるので、無理はするなという意見をよく聞きますが、個人的にはガンガン練習すべきだと思う。上述したけど、1回それっぽい声を出せたとしても、数時間後同じように出そうと思っても忘れてることが多い。んで、もっと練習しとくべきだったのにと後悔することが多かった。だから、ある程度コツを掴みかけたときは、休憩せずに練習しまくってもいいんじゃないかと思う。もちろん節度を守ってだけど。

私体験ですが、さすがに喉の筋肉が、ピッキッっていう鋭い痛みが走った時はやめましたが、そうでない限りは、練習しまくりだった。

 

☆練習場所は主に自転車

自分は自転車で移動することが多いので、運転しながら、小さい声で練習とかしてまた。近くに人の気配を感じたらやめる。人に聞かれたと思ったら全速力で逃げるの繰り返しだった。日中よりも夜や大雨の日は練習しやすい。車を持っている人は自転車民よりも練習しやすいと思う。

 

☆出来なければ放置が最適

目次では各セクションに分けて

書いているけれど、どこかの段階で詰まってくると思う。そんな時は、いったん放置して他のセクションをやってみよう他のところで四苦八苦している間に、いろいろな喉の筋肉が鍛えられて、前のセクションができるようになってたなんてこともあるでしょう。目安としては、1セクション2週間で習得するつもりで実践したらいいんじゃないかなと思う。

そういうわけで頑張りませう!

両声類講座⑤ 風邪と女声